勐海(モンハイ)でもう一杯!■悠久中国茶の旅

雲南省の临沧というところに、知り合いのお茶会社があり、明日そこまで行く予定です。
その前に、その会社に紹介してもらった勐海にある会社に今日は訪ねています。

超!がつくほど中国最果ての地です。この辺です。

国境が近かったので、中国国内での検問もすごく多かったです。
インフルエンサー気取って検問のやり取りを撮影していたら、めちゃ怒られてデータ消されました笑
常識は持たねばなりません。
南はミャンマー、ベトナム、ラオスと国境を接し、北はヒマラヤ山脈の高山地帯です。
雲南省自体海抜1,000mを超える地域なので、日本からすれば考えられないくらい高いところにある場所ですね。

モンハイの会社に行く前に、途中にあるナンヌオ山ということころに行きました。
雲南省はチャノキの発祥の地とされていて、この山に最も古いチャノキの石碑があり、どうしてもこれを自分の目で見たかったのです。
私の中国茶の先生(TEACEの小林先生)にもこれをぜひ撮ってきて、と言われていました。

こういうのって、見たら、わーとはなりますが、あまり感慨深くはなりませんね。。。笑
中国で手間かけてみるなら、やはり自然の絶景がいいかもしれませんb

こちらがモンハイの街並みです。

雲南省は最も少数民族の多い省です。
理由は国境に接しているからです。タイ系、ミャンマー系、ベトナム系、チベット系等の少数民族が多くいます。
中国には56の少数民族がいますが、雲南省には約25の民族が暮らしています。
僕は白族(ペー族)の友達がいますが、こちらはチベット系民族です。民族衣装でとてもきれいな被り物をかぶるのですが、めちゃ素敵です。

話それましたが、雲南省自体、雪山、氷河、温泉等、自然豊かで本当に素敵な場所です。面積は日本より少し広いくらいの省です。モンハイはその中でもハニ族(ミャンマー系)が多く暮らしており、建築様式もそのものになっていて、すごく綺麗な街です。
これが田舎の雲南省の端っこの街の綺麗さです。素晴らしい。

どんどん山奥にはいり、茶園へ。。。

会社の前の道です^^

茶山の加工工場。

会社自体は町中にありましたが、茶園や加工工場は老班章(ラオバンジャン)という茶山の中にありました。
モンハイの町中から車で1時間くらいでした。
左から2番目の方が社長さんです。

色々飲ませていただきましたが、一番おいしかったのがこのプーアールの生茶!
プーアールは雲南省の特産品です。熟茶と生茶があり、日本人がしてるのは熟茶のほうです。
生茶はほとんどでまわらないと思います。こちらは自分用に少し購入しましたが、今後仕入れたいです。。
おそらく、生茶は日本の方には未知の味かと思います。

物珍しいのか、いろんな人が写真を撮って!と言ってくれました。
いきなり変な日本人がきて、下手な中国語をしゃべりだすと、気にもなるか笑
ちなみに、上の5人で映っている写真ですが、真ん中の方が広東省の方で、僕のなまりは広東そっくりと言われました。
以降中国人、「広東からきました!」って言ったら信じられることが多かったので、僕のなまりは本当に広東っぽいようです笑

茶園案内していただきました;;
売人として、生産地の状況は説明できるように知る必要があります。説明の様子はYoutubeでどうぞ。

茶園から戻ると、会社の方々がご飯を作って一緒にいただきました^^
17時くらい?なんのご飯だろうか、、みんなで地面に座ってわいわい食べるご飯は美味しかったです!

あと、こういう丸い餅茶も2つほど購入しました。この餅茶をたてるやつも買いたいと伝えると、ただで2つくれました;;
うちの会社がオープンしたら、こんなふうに飾りたいんです^^

街に戻った後、仲良くなった若手茶人の方々がハニ族のレストランにつれてきてくれました。
めっちゃビール飲みました笑
食事中は他愛もない話をしたり、お茶について語ったり、お互いのタトゥー自慢したり、モンハイのこと教えてもらったり、、

またモンハイに行く機会あったらいいなあ、また遊びたい。。笑

さて、明日は秘境の临沧です!