
こんにちは、世界樹の人です。
さて、Instagramのフォロワーが1000人突破して興奮しているので、
還元茶会をしたいと思っております。
2月15,16日の土日の終日で行います。勿論一般のお客様もご来店ください。
飛び込みOKですが、予約いただくと助かります。
基本1時間の間に2000円で6大茶を全てご提供させていただきます。
またとない機会ですので、ぜひご参加ください^^
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ブログ更新一週間ぶりくらいですが、
今大寒波の影響で卸以外のお客様が非常に少なくなっているので、ちょっと「お茶感」について語りたいと思います。
お茶とは何か。お茶を飲むとはどういうことか。
ここはどこで私は誰か。そんな感じの話です。
西安で最も気の合う社長さんはこのように言っていました。
「お茶は健康の元。お茶を広める我々は健康の使者。味については人それぞれ感じ方が違う。君が美味しいと思っても、あるお客様は美味しくないという。あるお客様は美味しいと言っても、君は美味しくないという。なら味を追求する意味は何なのか。どこまで追求すればいいのか。何をどこまで力をいれて作って、お客様に出せばいいか、それに答えはない。ただ自分の納得のいくお茶を探し、それを広める。それについて話しながら、お茶を飲む。その場と健康こそが一番大事だ。」
彼は雲南モンハイで生茶づくりを10数年やっていたあと、西安で開業して今は西安周辺のお茶や野草茶を販売しています。
この話を聞いたときに、この人となら話が合うし一緒に仕事をしたいなーと思いました。
私もよく店内で、お茶は楽しく飲むのが一番大事だと言っています。
それはお茶に詳しい方からすれば説明を放棄した言い訳のようにも聞こえているかもしれません。
詳しく知りたい方がいれば、私は全部説明するし、楽しく色んなお茶を飲みたい方がいれば、その方に合わせて情報提供をしています。
お茶には余韻や香り、味だけでなく、気も満ちています。それは全身で感じるものであり、感じることのできない人もいます。それを感じ取ることが重要なわけでもありません。
例えば、生きるだけなら水を飲んでればいいです。風呂上がりは炭酸水やコーラ、牛乳をどうぞ。
目覚めたいなら珈琲を飲みましょう。
しかし、お茶はこのどれとも違う適切タイミングが存在します。
身体を優しく温め、刺激が少なく、珈琲よりも量を飲むことができるもの。
1,2時間お話しながらそのネタとして口に運び続けるもの。
いわば言語のような交流の道具の1つなのかもしれません。
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このお店を構えていると、やはり全国から私の大陸のお茶を求めてきていただけます。
とても嬉しいことです。
私がアジアや中国を廻って集めたお茶を飲んで美味しい、面白い、と言ってくれることほど嬉しいことはありません。
ただ、たまにお茶の知識でマウントをとったり、けなしてくる方もいらっしゃる訳です。
私も中国を廻って集めてきたプライドや自信もありますので、すこしムカッとしてしまいますが、
そこはお客様なので丁寧に対応しているつもりです。
知識や学問を突き詰めるのはいいことですが、それは誰かを傷つけたり、ひけらかすためのものでありません。
物知りというのは人に知識を見せたくなるものですが、そうであってはいけません。
私はお茶に対して”悠久の浪漫”を感じ、それを追い求めています。
ギベオン隕石と同じです。
何千年も宇宙をさまよった隕石が地球におちて、それをアクセサリーとして自分の腕についている、なんて浪漫があるじゃないですか。
お茶もそうです。
長い中国歴史の中で、何千年も前に植えられた茶山の一本の木、
その木が長い年月をかけて研究された製法でお茶となり、
今この手の中に一杯の水として存在している
それを口に含むと、味で景色や環境が分かり、
飲みこむと全身で樹、地、風を感じることができる
こんなに浪漫のあることはないです。笑
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私はこの楽しさを伝えたいので、
各地の固有種や、少数民族が古代から飲んでいる伝説のお茶とその逸話、驚くほどの年数の古樹、、、
そのような聞いた感じ中二病かよ言いたくなるようなお茶を追い求めています。
そしてそのお茶を飲みながら、その逸話や伝説を伝えたいのです。
それはまるで自分だけがゲームの世界を旅してきて、持ち帰って来たものを皆さんに教えているような快感であり、
面白い、興味深い、と思っていただけることだと思っています^^
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勿論お茶にひたむきに向き合う人たちを否定するわけではありません。私もそっち側です。
ただ、時々楽しく飲んでいないかのような方にも今一度お伝えしたいことでもあります。
楽しく飲んで語りましょう^o^
(何か嫌な方がご来店されたとかではありませんので…笑)