西安、シルクロードの出発点■悠久中国茶の旅

雲南省での大変な旅、ちょっとした休憩を終えて、西安にやってきました。
2024年、4回目の西安です!よく来た西安!

西安では色々な経験をしましたので、総集的にまとめておきます。

■西安
陕西省の省都。
古代王朝長安のあった場所です。国内国外と会わず観光客が多く、副省級市でもあります。
バリバリの内陸性ステップ気候で、夏は蒸し暑く、冬は寒いです。平野部で空気が停滞し、大気汚染も深刻な問題です。
有名な観光地に兵马俑(ビンマーヨン)という始皇帝のお墓があります。
他にも不夜城、大雁塔、等等見どころも多いです。3日くらいあるなら華山というところで登山もおすすめです。超綺麗です。
西安のすぐ南には秦岭という中国の地理を南北に分けると言われる巨大な山脈があり、その南と北で文化や訛り、空気の綺麗さなんかも変わると言われています。

※中国には7大都市の下に自治権を持つ副省級市が15あります。それぞれ人口等の基準で選ばられています。
7大都市は超大都市とも呼び、副省級市は特大都市とも言います。町が多く、特別自治区や民族自治州もあるので、こういった色分けは重要です。

・ビンマーヨン

2023.12.31に行きました。人がやばかったです。
解説の方はなまりが強く、説明内容がほぼ記憶に残っていません笑
てか外国語って、聞いたときは理解してやり取りしても、時間たつとほとんど覚えてませんよね。
僕だけかな笑
というか、こういう建造物の成り立ちとか歴史とかって上辺だけ分かれば細かいことはどーでもいいんですよね…。
見て、すげー、ってなったら、それで良いです。
というか、見てそう感じなかったものはどうせ記憶に残らないと思うので。

一応ちゃんとしたことも書いておきます笑
西安の中心の钟楼駅というところから、直通バスがでています。時間帯とかは季節によるようです。
一応地下鉄でも行けますが、中心地から1時間くらいかかります。バスだと30分くらい?
朝からビンマーヨンに行ってぐるっと見て回って市内に戻ると、夕方前とかになると思います。
市街地から近いようで遠いです。

・城壁

完全に残っている古代城壁としては、世界最大だそうです。
中市街地をぐるっと囲んであり、徒歩で一周すると4時間くらいかかります。
ちなみに、厚みが高さより太いです。強固ですね。

西安はシルクロードの起点(終点とも)でもあり、唐の時代からいろんなものが大陸のあちこちに運ばれていました。
なので西安には物が多く、狙われやすい事情があったため、このような大きな城壁が必要でありました。
私は2月の春節の時期と、5月に友達を案内する際と、2回行きました。
普段は歩くだけですが、春節のときは灯会という西安で最も有名な催しをやっています。

灯会はこういった明るい置物を城壁に沢山置いてあり、それを見て回るものです。
僕が行ったときは辰年なので、辰の飾りが多かったです。
人流は…えぐかったです。

・回民街(フイミンジエ)

漢族とイスラム系の方々が作り上げた街です。
春節のときにいったので人がえぐいですね。
周りには食べ歩き、お土産店が多いですが、観光地価格です。ここでは僕は何も買いません。
そしてこれ以上語る知識もありません。。。すみません。
ただ、有名な場所ですので、钟楼の近くでもありますので、一度行ってみるのもいいかと思います。

・钟楼(ジョンロウ)

城壁内の中心市街地ど真ん中にあるのがこのジョンロウです。
古代ではここの鐘を鳴らして人々に時間を伝えていたようです。この近くはホテルや有名レストラン、ショッピングモールがたくさんあります。

・大雁塔,大唐芙蓉園(ダータンフーロウユエン)

大雁塔は3枚目の写真です。
三蔵法師がインドから持ってきた仏像とかを保存するための塔です。
よく知りませんが、西安は西遊記絡みの場所が多いです。何かあるんでしょうね⁉

もう一つの公園はすごく塔のすぐ近くにある場所ですごく綺麗なのですが、入場料が一人2,000円くらいかかる上に、特に大きな見どころもないので、行かないでもいいかと思います^o^

・七夕公園

市街地からタクシーで3,40分かかりますが、この公園は行く価値あります!
七夕をモチーフにした公園で、散策にとてもいいです。

夏になるともっと綺麗と公園のスタッフが言っていました。僕は2月に行ったので、また機会があれば行きたいと思っています。

・长安城未央遗址保护区

この公園もシルクロードの出発点あたりに位置する公園のようです。
散策にとてもよかったです^^
レジャーシートを引いてピクニックをしている人も多くいました。
ちょっとした遺跡も残っていました。

★ここからは小吃です。
・肉夹馍(ロウジャーモー)


西安で最も有名なシャオチーと言っていいでしょう!
パン生地の中に豚肉がたくさん入っています。
美味しいですが、店によってかなり味にばらつきがあります。
美味しいの食べたい方は直接私に連絡ください笑

・牛肉餅

牛肉餅自体は中国のどこにでもありますが、西安の牛肉餅はほかの地域より美味しい気がします。
特にこの写真の奥にある店は本当に美味しくて、よく行列ができています。
僕も西安に行けば必ず数回は食べるようにしています。これかなり大きさがあり、女性によっては食べきれない方もいると思いますが、5元です。(約110円)

・ビャンビャン麺

お茶会社の社長さんに「西安に4回も来てるのにまだビャンビャン麺食べてないの!?」と言われました。
そもそも4回目の訪中で初めてビャンビャン麺が西安の名物と知りました。
西安の麺の種類は豊富で、太いの、細いの、平たいの、曲がりくねってるの、色々あります。
ビャンビャン麺の名前は、麺を伸ばしているときの作業の音が由来で、生地が平たくなるまで振り回すようにして伸ばすのが特徴です。
私は中国語をPCのキーボードで打つことができますが、このビャンの漢字はでません。なのでカタカナで打ってます。
それくらい難しくて細かい漢字です。

ちなみにこの写真のビャンビャン麺、辛そうに見えますが、個人的には全く辛くありません。
西安の料理はあまり辛くありません。お皿が割れていますがご愛敬ですね^^

とりあえず西安情報はここまでです。他にもたくさんの場所に行きましたが、書くときりないです。
次は西安のお茶会社の紹介ができればと思います^^ノ